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    <title>花巡礼</title>
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    <updated>2011-12-26T04:47:55Z</updated>
    
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    <title>ぶどうを持つ仏さま。</title>
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    <published>2011-12-26T04:41:11Z</published>
    <updated>2011-12-26T04:47:55Z</updated>

    <summary>仏さまが手にぶどうを持っている？ さまざまな出来事があった今年だが、ちょっとうれ...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">仏さまが手にぶどうを持っている？</p>
<p class="line">さまざまな出来事があった今年だが、ちょっとうれしい果樹王国山梨ならではのお話しだ。甲州市勝沼にある柏尾山大善寺のご本尊、薬師如来像は江戸時代の文献によると右手にぶどう、左手に薬壺を持っていたとされる。</p>
<p class="line">この仏さま、その後幾度かの時代を経て、手には何も持たない姿の仏像となっていたが、この度、ぶどうを持つことが文化庁からの許可が出て、修復された。この仏さまは国宝の厨子の中に納められ5年に一度ご開帳される。</p>
<p class="line">ぶどうのまち甲州市勝沼を象徴する&ldquo;ぶどう薬師&rdquo;が、国の重要文化財として甦ったことに、地域の期待は高まる。</p>
<p class="line">今度ご開帳されるのは平成25年10月である。どんな姿で現れるのか、今から楽しみだ。</p>
<p class="line">今回は、以前撮影させていただいた写真でのご紹介だが、優しい微笑みをたたえたお姿は変わらぬ美しさで、私たちを見つめてくれるだろう。</p>]]>
        
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    <title>富士山の水の不思議。</title>
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    <published>2011-12-16T04:34:01Z</published>
    <updated>2011-12-26T04:50:32Z</updated>

    <summary>山梨は豊かな水のくにである。県土の約70％を占める山々から豊富な水が地下水となっ...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">山梨は豊かな水のくにである。県土の約70％を占める山々から豊富な水が地下水となって湧き出る。近年では全国の約3割のミネラルウォーターを生産している。</p>
<p class="line">富士山も豊かな水脈を持つ山である。雨や冬に降り積もった雪が半世紀をかけて、麓の地表に湧き出るといわれ、忍野八海はその象徴的な存在だ。</p>
<p class="line">この夏、北口本宮冨士浅間神社に参拝した際、手水舎で湧き出る水の冷たさに思わず、身が引き締まったことが思い出される。</p>
<p class="line">ちなみに、この北口本宮冨士浅間神社での水汲みは、禁止されているのでご注意を。近くの道の駅で、いただくことができる。</p>]]>
        
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    <title>求道者たちの峰、金峰山。</title>
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    <published>2011-10-24T09:07:37Z</published>
    <updated>2011-10-24T09:08:30Z</updated>

    <summary>求道者たちの峰、金峰山。 甲府盆地の北、秩父多摩甲斐国立公園に鎮座する金峰山（2...</summary>
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        <![CDATA[<p>求道者たちの峰、金峰山。</p>
<p class="line">甲府盆地の北、秩父多摩甲斐国立公園に鎮座する金峰山（2,599m）は、南に富士山、西に南アルプスから八ヶ岳の山々を一望する名峰だ。</p>
<p class="line">古くから甲州御嶽山として、修験道を勧請したことに始まるといわれ、山頂にそびえる五丈岩が麓の林道からも望むことができる。</p>
<p class="line">日本百名山にも数えられ、あの深田久弥は「その山容の秀麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である。」と讃えている。</p>
<p class="line">秋が深まるにつれ、カラ松の紅葉が山肌を一際引き立たせる金峰山。御嶽道といわれる修験者たちの参詣の道は9筋にも及び、信仰の山として多くの人々の羨望を集めたことがうかがえる。</p>]]>
        
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    <title>ソバの花 赤く、鮮やかに。</title>
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    <published>2011-09-22T09:04:57Z</published>
    <updated>2011-10-24T09:06:23Z</updated>

    <summary>ソバの白い花は、以前にもこの頁で紹介したが、赤いソバの花が咲いているという。さっ...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">ソバの白い花は、以前にもこの頁で紹介したが、赤いソバの花が咲いているという。さっそく八ヶ岳山麓の北杜市長坂にある越中久保溜池を訪ねてみた。岸にある畑一面を濃いピンクに染め、雨あがりの澄んだ秋空の白い雲に映えて、吹く風に揺れていた。</p>
<p class="line">八ヶ岳の山の頂から舞い降りてくる秋。近くの森も本格的な秋の訪れを告げている。清楚な白い花もいいが、鮮やかに華やぐ赤いソバの花を見ていると、ホッとあたたかく、めでたい気分になるから不思議だ。味も白いソバとちがうのだろうかと、ついつい食べることに想いを巡らしながら、爽やかな秋の空気に酔いしれてしまった。</p>]]>
        
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    <title>日本三奇祭、吉田の火祭り。</title>
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    <published>2011-08-25T08:55:56Z</published>
    <updated>2011-10-24T09:03:49Z</updated>

    <summary>火を焚き、火を鎮める富士の奇祭として知られる「吉田の火祭り」が行われ、13万人の...</summary>
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        <![CDATA[<p class="line">火を焚き、火を鎮める富士の奇祭として知られる「吉田の火祭り」が行われ、13万人の人々で賑わった。</p>
<p class="line">この火祭りは、富士山の噴火を鎮めるための「鎮火祭」として、古くは室町時代から行われていたことが、古い絵図などにも残されている。</p>
<p class="line">富士山北麓地域に夏の終わりを告げる富士山の「お山じまい」祭りであり、8月26日、27日の両日、北口本宮冨士浅間神社を中心に市内一円で行われる。26日神社境内にある諏訪神社を出発した「明神神輿」と「おやま神輿」の2基の神輿が御旅所に到着すると、本町通りに建てられた高さ3メートルの大たいまつ82本に火が灯り、街は一面の炎の海となる。市民は家族総出で家々の前に組んだ井桁状のたいまつに火を灯す。</p>
<p class="line">今年はあいにくの大雨となり、山道はカサの花に埋もれたが、ゆく夏を惜しむ大勢の人々の列が続いた。</p>
<p class="line">27日は、「すすき祭り」として2基の神輿が市内を練り歩き、夕暮れ時、神社に戻る。</p>
<p class="line">今年も吉田口から登った富士山への登山者は20万人を超え、空前のブームが続いている。</p>]]>
        
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    <title>古代ハス 鮮やかに咲く。</title>
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    <published>2011-07-28T04:57:52Z</published>
    <updated>2011-07-25T05:15:20Z</updated>

    <summary>梅雨明けが待ち遠しい季節を迎えると、あちこちからハスの開花の便りが届く。 昨年、...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">梅雨明けが待ち遠しい季節を迎えると、あちこちからハスの開花の便りが届く。</p>
<p class="line">昨年、初めて長野県富士見町の井戸尻史跡公園で、古代ハスに出会った。</p>
<p class="line">この古代ハスは、千葉県の遺跡で発見された今から約3000年から2000年前の縄文時代晩期から弥生時代のものと考えられるハスの種子を、大賀一郎博士が発芽・開花させたことから大賀ハスとも呼ばれている。</p>
<p class="line">雨上がりの早朝、静かに花を開いて咲く古代ハスを眺めていると、甦った花の鮮やかさにいのちの不思議を感じる。しばし時を忘れ、はるかな古の時代に思いを馳せれば、大きな営みの中にある自分に気付くことだろう。近くにある井戸尻考古館に足を運べば、縄文文化をさらに深く学ぶことができる。 p&gt;</p>]]>
        
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    <title>山を被うレンゲツツジ。</title>
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    <published>2011-07-14T05:15:39Z</published>
    <updated>2011-07-25T05:30:37Z</updated>

    <summary>雲海の向こうには早朝の富士山、手前にはレンゲツツジの鮮やかなオレンジ色の花の絨毯...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">雲海の向こうには早朝の富士山、手前にはレンゲツツジの鮮やかなオレンジ色の花の絨毯が広がる。</p>
<p class="line">ここは南アルプスの山懐、韮崎市の甘利山（標高1,731m）の山腹である。山々を被いつくす、レンゲツツジで名を馳せたが、さまざまな要因でここ数年樹勢が衰えていた。しかし、地元有志でつくる甘利山クラブや市民ボランティアの人々の手により、復活の兆しが見える。</p>
<p class="line">韮崎市街から車で約30分、さわら池近くにある甘利山神社から10分ほどで標高1,671mの甘利山駐車場に着く。そこから、1,731mの山頂まで約30分、15万株といわれるレンゲツツジの群生地が広がる。梅雨時に咲く花の宿命だが、それでも梅雨晴れに恵まれた日にはそのスケール感がたまらない魅力だ。盆地が雲に被われていても、標高1,600〜1,700mの山の上からは、遠く富士山を望む絶景が目の前に広がる&hellip;&hellip;。</p>
<p class="line">山はレンゲツツジの季節を過ぎると、一歩一歩夏へ近づいていく&mdash;&mdash;。</p>]]>
        
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    <title>残雪に映えるヤマナシ。</title>
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    <published>2011-06-23T01:23:09Z</published>
    <updated>2011-06-02T01:25:32Z</updated>

    <summary>八ヶ岳の残雪が日に日に少なくなって、やっと八ヶ岳高原が新緑の季節を迎えた。八ヶ岳...</summary>
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        <![CDATA[<p class="line">八ヶ岳の残雪が日に日に少なくなって、やっと八ヶ岳高原が新緑の季節を迎えた。八ヶ岳高原には牧草地の中に立つヤマナシの木が春の訪れを告げる。</p>
<p class="line">以前から追い続けている高原のヤマナシの木。好条件に恵まれることは少ない。</p>
<p class="line">その年によって花の付き具合が激しく、梅雨の走りの気候と相まって、撮影のタイミングが難しい。</p>
<p class="line">この日は前日に、山頂付近がまたうっすらと雪化粧した。5月後半では珍しい。それでも、天気予報とは裏腹に早朝から1時間ほど日射しに恵まれた。</p>
<p class="line">風雪に耐えて、一瞬に咲くヤマナシの花。風に揺れる花びら、八ヶ岳の峰々、牧草地に緑が萌えて、農家の人々が高原野菜の種播きにいそしむ&mdash;&mdash;。</p>
<p class="line">高原の遅い春は、白く眩しいヤマナシの花とともに日一日と輝きを増していく&mdash;&mdash;。</p>]]>
        
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    <title>神社を彩る藤の花。</title>
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    <published>2011-06-09T01:14:08Z</published>
    <updated>2011-06-02T01:22:53Z</updated>

    <summary>山々が新緑に変わる季節、その鮮やかな緑に映えて、藤の花が彩りを添える。ここは笛吹...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">山々が新緑に変わる季節、その鮮やかな緑に映えて、藤の花が彩りを添える。ここは笛吹市春日居町にある山梨岡神社である。その境内入口の大きな藤の古木が、毎年見事な花をつける。花房の長さは約60cm。</p>
<p class="line">戦国時代、武田氏からの尊信は厚く、江戸時代にも甲府城の氏神として崇敬された。</p>
<p class="line">春日居造りの本殿は室町時代の建造で棟札とともに重要文化財となっている。</p>
<p class="line">また、春の例大祭で奉納される太太神楽は、県の無形文化財に指定され、二十四種の舞があり、古事記の神話の世界を表現したものといわれる。中でも「四剣の舞」は武田信玄公出陣の時、戦勝を祈願し奉納したとされる。</p>
<p class="line">5月の風に揺れる藤の花は、いにしえの刻を奏でるかのように、鮮やかな記憶の中へ、しばし導いてくれる。</p>]]>
        
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    <title>大蛇に見立てた藤を切る。</title>
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    <published>2011-06-02T01:01:48Z</published>
    <updated>2011-06-02T01:08:38Z</updated>

    <summary>春は人々に受け継がれてきた祭りに出合える季節でもある。 甲州市勝沼にある柏尾山大...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">春は人々に受け継がれてきた祭りに出合える季節でもある。</p>
<p class="line">甲州市勝沼にある柏尾山大善寺で伝統の「藤切り祭り」が行われた。</p>
<p class="line">この祭りは1300年前から伝わる奇祭で、ご神木に掲げられた大蛇を形どった藤づるが修験者によって切り落とされると、若者たちの壮絶な奪い合いが繰り広げられた。 「藤切り祭り」は修験道の開祖・役小角（えんのおづぬ）が、大蛇を退治して地域の人々を救ったという故事にちなんで行われてきた。藤づるを持ち帰ると、果実豊作や魔除けなどにご利益があると、言い伝えられている。</p>
<p class="line">折しも新緑が目に鮮やかな寺周辺の山や沢には、伝統の祭りを祝福しているかのように、紫色の藤の花が咲き競い、五月の風に大きく揺れていた。</p>]]>
        
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    <title>上求菩提　下化衆生。</title>
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    <published>2011-05-12T05:26:58Z</published>
    <updated>2011-04-28T05:28:26Z</updated>

    <summary>大菩薩峠の小高い所に「上求菩提　下化衆生」と刻まれた石碑が富士山に真向かうように...</summary>
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        <![CDATA[<p class="line">大菩薩峠の小高い所に「上求菩提　下化衆生」と刻まれた石碑が富士山に真向かうように建っている。これは、この大菩薩峠を世に知らしめることになった未完の長編小説「大菩薩峠」の著者中里介山の記念碑である。</p>
<p class="line">毎年4月29日には、介山祭としてその遺徳を偲び、併せて山開きが行われていた。（昨年から麓の雲峰寺で行われている。）峠ではその隣にある遭難者慰霊供養塔に、大勢の人々が訪れ、供養が行われていた。これは立正佼成会塩山教会の青年たちが40数年間続けている。青年たちは、昭和40年頃から観光地美化活動として山の清掃を行っていたが、当時身近な山に遭難者がいることを知り、地元観光協会と共に慰霊供養を始めたという。</p>
<p class="line">標高1,900ｍの稜線に響く読経が、峠を越えてきた風に乗り、山々を潤すように流れ、峠はしばし祈りに包まれる。介山記念碑に刻まれた「上求菩提」の言葉が、青年たちの姿に重なってみえた。この日を境に、峠は新緑の季節を迎える。</p>]]>
        
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    <title>桜の名前の由来は甚六</title>
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    <published>2011-04-28T04:25:16Z</published>
    <updated>2011-04-28T04:30:10Z</updated>

    <summary>山梨を訪れた人が、最も印象に残る風景としてあげるのが、JR中央線の長いトンネルを...</summary>
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        <![CDATA[<p class="line">山梨を訪れた人が、最も印象に残る風景としてあげるのが、JR中央線の長いトンネルを抜けた瞬間に、眼下に広がる甲府盆地の景観である。やっとふるさとに帰ってきたと思わせる、郷愁をさそう風景だ。</p>
<p class="line">そのトンネルを抜けたところにある、勝沼ぶどう郷駅のホーム両脇に約600本の桜の並木が春を彩る。</p>
<p class="line">この桜、今からおよそ40年前、地域のぶどう農家を継ぐ跡取り息子たちが、何か地域のために後世に残るものをと、高台にある駅の土手の両側に植えたものが、今見事に成長し花を咲かせている。総領の意の甚六から名づけられたその名も「甚六桜」。今は、スイッチバックのあった旧ホームを、市が「甚六公園」として整備し、桜の名所として多くの人々が訪れている。ホームからは、残雪の南アルプスをはじめ奥秩父の山々、ぶどうの丘などの眺望が楽しめる。</p>
<p class="line">暗い長いトンネルを抜けた電車は、勝沼駅のホームを通過しながら、もう一つの桜のトンネルを抜ける。</p>
<p class="line">電車が通過するたびに、花吹雪となって舞い上がる桜のひとひら、ひとひらに、若者たちが故郷を愛する思いが重なって見えた。</p>]]>
        
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    <title>大法師の桜</title>
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    <published>2011-04-14T04:20:33Z</published>
    <updated>2011-04-28T04:24:43Z</updated>

    <summary>甲府盆地を流れる釜無川と笛吹川が合流し富士川となるところに、増穂町と鰍沢町が合併...</summary>
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        <![CDATA[<p class="line">甲府盆地を流れる釜無川と笛吹川が合流し富士川となるところに、増穂町と鰍沢町が合併して新たに誕生した富士川町がある。富士川はここから両岸に迫り来る山々の間をぬうように流れ、やがて駿河湾へ注ぐ。</p>
<p class="line">この富士川町は江戸時代には富士川舟運の終着地として栄えた。その旧鰍沢町のほぼ中央に、街を見下ろすように大法師公園がある。昭和54年に都市公園としての認可を受け、市民によって植えられた2,000本の桜が山を被うように咲き、訪れる人々に安らぎを与えている。平成2年には「さくら名所百選」にも認定されている。甲府盆地を一望する高台からは八ヶ岳、茅ヶ岳をはじめ富士山も望むことができる。</p>
<p class="line">大法師の名は、近くにある身延山から日蓮聖人を連想させるのだが、はたして私の思い込みか&mdash;&mdash;。</p>
<p class="line">桜や銀杏の大樹をはじめ、日蓮聖人ゆかりの逸話が数多く残る地域である。</p>]]>
        
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    <title>春を待つミスミソウ</title>
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    <published>2011-03-17T01:58:55Z</published>
    <updated>2011-03-22T02:27:29Z</updated>

    <summary>寒さがふと緩んだ日、春の訪れを告げるようにミスミソウの便りが届いた。 山梨県市川...</summary>
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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">寒さがふと緩んだ日、春の訪れを告げるようにミスミソウの便りが届いた。</p>
<p class="line">山梨県市川三郷町中山の民家の庭先に、可憐な花を咲かせていた。今年は、冬の寒さで例年より遅れた開花だという。花の直径は2センチ弱の小さな花だが、まだ肌寒い山間いの風に揺れながらも、日射しは近づく春を予感させる。</p>
<p class="line">先日、私が編集を務める雑誌の取材で訪れた先生から色紙を頂いた。そこには、「生きる　もう一夏、もう一冬」と書かれてあった。生命あるものが厳しい冬を越え、春を迎えた喜び、死と向き合って、一つの季節を乗り越えた生きることへの感謝の言葉に思えた。</p>
<p class="line">今は、この季節を大切に生きたい。ミスミソウの純白に輝く花びらが、そうささやいているようだ。</p>]]>
        
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    <title>梅の花咲く山里。</title>
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    <published>2011-02-09T06:55:59Z</published>
    <updated>2011-02-09T06:57:31Z</updated>

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        <name>金野美穂</name>
        
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        <![CDATA[<p class="line">厳しかった冬の寒さも立春の声を聞くと、なぜか暖かく感じる。しかし北国では、雪との戦いがまだまだ続いているようだ。心から皆さんの安全を祈るばかりである。</p>
<p class="line">しかし今回の写真は、雪と紅梅だ。雪の少ない山梨なので、梅と雪の撮影は年に数回しかその機会はない。数少ないチャンスもまた、写真の醍醐味である。</p>
<p class="line">ところで意外と知られていないのが、梅の生産量。山梨は、生産量1位のぶどうや桃に続いて、日本有数の梅の産地なのだ。</p>
<p class="line">春を呼ぶ紅梅、白梅の花々は、雪に覆われた富士山や南アルプスの山々に映えて、早春の甲府盆地の山里を彩ってくれる。 </p>]]>
        
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