インタビュー

手動瞑想【実践ビデオ】 スカトー寺副住職 プラユキ・ナラテボー

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「手動瞑想【実践編】」

この気づきの瞑想法では、開放性、すなわちオープンハートな心性を大事にします。外に向かっては眼を開いて、手足を動かしながら、という私たちの日常生活に近い形態が取られ、また内的には、気づきの空間を広げるということが重視されてゆくのです。

これは瞑想者がしばしば陥りがちな罠、たとえば感覚に集中していたら、そのうちに気持ちがよくなってきて、その静寂感の虜になってしまうことや、感覚や思考のいちいちを意識しているうちに、次第に「感じてはいけない」「考えてはいけない」という強迫観念に取り憑かれ、焦燥感にかられるようになってしまうことを防ぐ意味合いもあります。また、身体的にも、頭痛や神経痛のような症状が生ずるのを防いでくれるのです。

すぐに実践する(ダイジェスト版) はこちらから↓ 

 

 

タイ・スカトー寺副住職
プラユキ・ナラテボー

1962年、埼玉県生まれ。上智大学哲学科卒業。大学在学中よりボランティアやNGO活動に深く関わる。
タイのチュラロンコン大学大学院に留学し、農村開発におけるタイ僧侶の役割を研究。1988年、瞑想指導者として有名なルアンポー・カムキアン師のもとにて出家。
以後、自身の修行のかたわら、村人のために物心両面の幸せをめざす開発僧として活動。またブッダの教えをベースにした心理療法的アプローチにも取り組み、医師や看護師、理学療養士など医療従事者のためのリトリート(瞑想合宿)がスカトー寺で定期的に開催されている。
近年は、心や身体に問題を抱えた人や、自己を見つめたいとスカトー寺を訪れる日本人も増え、ブッダの教えをもとにしたサポートを行っている。日本にも毎年招かれ、各地の大学や寺院での講演、ワークショップから、有志による瞑想会まで、盛況のうちに開催されている。

 

〈書籍情報〉
「気づきの瞑想」を生きる タイで出家した日本人僧の物語
著者:プラユキ・ナラテボー
出版社:佼成出版社
定価:本体1,800円+税
発行日:2009年8月

 

〈書籍情報〉
「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方
著者:カンポン・トーンブンヌム
監訳:プラユキ・ナラテボー
出版社:佼成出版社
定価:本体1,400円+税
発行日:2007年11月
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