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【レポート】“マインドフルネス瞑想療法士”への道 第7回

文=ビーママ
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うつ病や不安障害などの精神疾患を治すための「マインドフルネス心理療法」をご存じですか?

うつの予防には、アメリカ人医師のジョン・カバット・ジンのマインドフルネスに基づくストレス低減プログラム(MBSR)が広く知られていますが、実は日本にもあるんですよ。
それが、自己洞察瞑想療法(SIMT)です。

私(ビーママ)は、2018年の6月から、SIMT開発者の大田健次郎氏(日本マインドフルネス精神療法協会理事長)が主催する「マインドフルネス瞑想療法士(MMT)育成講座」に参加しています。

アラフォーワーママ(3歳児育児中・常に余裕なし)である私に、果たしてマインドフルネスの実践ができるのか。そして、MMTになれるのか!? いろいろ疑問はありますが、この連載では、マインドフルネスを身をもって学び、実践するリアルな日々を綴っていきます。

     *   *   *

第7回の講座は、12月8日(土)9時半~16時半まで、埼玉の浦和会館にて、開催されました。

第7回の講義テーマは「マインドフルネスと初期仏教の実践と問題」でした。初期仏教の「四諦・八正道などの思想哲学」「正念とマインドフルネス」「ヴィパッサナー瞑想」について学び、また、「パニック症と広場恐怖症」についても学習しました。

本音のぶつかり合いで、大ゲンカに

第7回の課題は、前回同様、感情的な出来事について、どのように処したか、本音の洞察も含めて記録します。

1か月かけて、課題を実践するのですが、久々にやってしまった夫とのケンカについて記録しました。

年末年始は、夫の実家に帰省しました。
私の実家には、前回書いた母との軋轢もあり、帰省するのはとりやめました。

さて、帰省から自宅に戻った日の翌日、夫は仕事でした。
私は休みでしたが、洗濯や掃除に追われて、ゆっくり過ごすことなどできません。

そんななか、いつもより早く帰宅した夫が、ご飯が炊けていなかったことでイライラをぶつけてきました。

夫の言い分は、「走って帰ってきて(駅から走った模様)、超お腹がすいているのに、ご飯がないのはつらい。なんで炊けていないのか!?」。

ご飯は前日に炊いていたのですが、その日の夕飯で、私と子どもが食べきってしまい、あとで炊こうと思っていたのでした。

夫が何時に帰ってくるかなんて知らないし、子どもを寝かせたあとにやろうと思っていた。しかし、そもそも共働きなのに、好意で食事を作ってやっているのに、そこまで要求するのはおかしくないか!? 何時に帰るか分からないのに、俺が帰ってくるまでに、ご飯を炊いておけなんて、何様だ!!

と、まさに本音のぶつかり合いで、大ゲンカに発展しました。

相手への不満をためないために

講師からは、「夫婦間はこのような本音と評価の連続です。本音の洞察を二人ともやっていれば、あまり大ごとにならないのです。今はあなただけがSIMTを実践しているのですから、こんな風に対応できるといいですね」と、次のような提案がありました。

相手の対応にカチンときたそのとき、“本音をぶつけられた。こちらの本音との食い違いだ”と瞬間的に本音の洞察。

そして、こちらの本音をぶつけると、相手はもっと怒るはず。だから本音をぶつけないで、「ごめん」と言うなり、黙っている。つまりケンカに発展しないような反応をする。

確かに、2ができればケンカにはなっていないはず。でもなぁ……。私にとって理不尽と思われることをされたときに、「ごめん」とはまさか言えないなぁ。百歩譲って黙っているか。

たぶん、心に余裕があるときには講師のような対応もできると思うのです。
でも、相手への不満がたまっていたりすると途端にできなくなる。今回もそのケースでした。よくよく考えると、帰省時の夫に対する不満や鬱憤を、ケンカに上乗せしていたようです。

なので、知らず識らずのうちに相手への不満をためるのではなく、SIMTを通して、自分の普段の状態をきちんと把握しておくことが必要だなぁとあらためて思いました(次回に続く)。

※SIMTに興味を持たれた方は、佼成出版社の本『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』をご覧ください。

〈書籍情報〉
うつ・不安障害を治すマインドフルネス
著者:大田健次郎
出版社:佼成出版社
定価:本体2,000円+税
発行日:2013年6月
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